そこに着くとすでに長い行列。
最後尾を求めて歩くこと10数分。
行けども行けども最後が見えてこない。
気が付いたら1km以上歩いていた。
並んでいる人達の顔を眺めながら最後尾まで歩いた。
それぞれの胸の内に三沢選手の思い出がたくさんあるのだろう。
会場まで続く行列。こんな長い行列には並んだことがない。
並んでいる間は弟と一緒にずっと思い出話。
お互いマニアだから話はまったく尽きることがない。
弟とこんなに三沢のことを話したのも久しぶりだ。
並ぶこと1時間半以上。
会場内にはリングが設けられ、そこが献花台になっていてそこに白いバラを手向けた。
僕が会場に入ったのが19時くらい。
献花台であるリングにはロープよりも高く花が置いてあった。
ニュースによると今日は2万5千人以上のファンが駆け付けたようだ。
こんなに応援している人がいたのに三沢選手に何もしてやれなかったのが口惜しい。
リングの周りでは多くの人が泣いていた。
選手一同も並んでいたが目は一様に赤かった。
そこで最後のお別れを言ってきた。
三沢選手はこんなにたくさんの人達に囲まれてとても幸せ者だと思う。
帰りにはひとりひとりにカードが配られた。
時間は取り戻せない。
私は後悔したくない。
そこには三沢選手の著書からの一文が記されていた。
僕も後悔することはあまり好きではない。
だから思ったことはなるべくやってしまう。
人が何と言おうと関係ない。
これからもやりたいことはすべてやり切りたいと考えている。
僕もこれからの毎日を一生懸命生きていきます。
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