理由があってランチの時間が終わりそうな時間に合わせて。
この日はフライの盛り合わせ定食。エビ、イカ、鮭、ホタテのフライ。
相変わらず美味い。
日吉にいたときには毎週のように通ったお店で個人的にもいろいろとお世話になり可愛がってもらえたお店。
初めて行ったのは8年前、先日の記事にも載せた不動産屋の星野さんに紹介してもらってから。
気がつけば3年以上ご無沙汰してしまっていた。
後悔。。。
おやじさんは元気にやっていて顔を見てひと安心。
カウンターの真ん中に鎮座する招き猫も元気そうだった。
僕が自由が丘に移転するときにお礼として贈った鯛の絵も左の方にそのまま置いてあった。嬉しい。
でもやはり足りないのだ。
お母さんがそこに居ないのだ。
いつもなら暖簾の奥から少しだけ顔を覗かせてはニコッとして必ず話しかけてくれたのに。
この日はお母さんが4月の終わりに亡くなったと聞いて飛んで行ったのだった。
まだ亡くなるようなお歳ではなかった。
日吉でやっていた頃、おやじさんもおかあさんもほぼ毎週僕の整体を受けに来てくれていた。
日吉で商売をやって長い魚よしのご夫婦にいろんな話を聞いた。
昔の日吉のこと、魚のこと、商売に対するスタンス、生き方。
このご夫婦によくしていただいてからというもの、日吉で認められた気がして嬉しかった。
両親をこのお店に連れて行ったときにもすごく喜んでもらえたし、母なんかは魚よしのお母さんと毎週のように長〜いおしゃべりをしてずいぶん仲良くしてもらったものだ。
いろいろ探したけれど唯一この写真しかなかった。
これも星野さんが撮った写真で僕の8年くらい前のブログにも載せたものだ。
そうか、8年も前からお世話になってたんだ。。。
おかあさんには心の中で3年も会いに行かなかった非礼を詫びた。
そして白と紫のお花を手向けてきた。
いつも僕の仕事や結婚のこと、体調のことを気にかけてくれていた。
おかあさんの笑顔がそこにないのはとても残念でならないけれど僕はなんとかやっているので安心してください。
おかあさん、長い間お世話になりました。
ありがとうございました。
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